[88] 高血圧、不眠で悩む高齢者を救い出せ[解決編]

 

心の癒しが、身体を治す

 

 

ホームズ君は、応接室のような構えの診察室で、

可能な限りゆっくりと時間をかけて話を伺うようにしている。

 

 

実は、問題の解決を求めて訪れる人々の多くは、

「身体」の症状にがんじがらめになっていながら、

その背後に潜む「心」の病に気づいていない。



ゆっくりと話を聞く中で、その人の「心」のあり方と、

眼の前の「身体」の症状との関係をあぶり出す糸口を見つけるのだ。

 

 

「心」の余分な緊張や不安を改善することを通して「身体」にゆとりをもたらす。

心の癒しが、身体を治すことにつながるのである。



ところで「心」のあり方は人それぞれで、

性格とか性質と考えてもいいのではないかと思う人も多いだろう。

その通りなのだ。

 

そもそも性格や性質は、変えることもできないのだし……。
ホームズ君が治療の対象になると考えているのは、

その性格や性質の特性が「身体」の症状を引き起し、

さらにその「身体」の症状が生活をする上で妨げになっている時だけなのだ。



「事件編」で登場して頂いているAさんの「血圧上昇」やBさんの「不眠」を治すのは、

血圧下降剤や睡眠剤ではないのである。

 


さて前置きはこれくらいにして、いよいよ解決編に入ってゆこう。

 

 


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